宮崎駿監督作品のマイベストランキング
毎年夏になると宮崎駿アニメがテレビで放映されますね。映画館でも観て、録画したものも持っていても、ついつい何度も観てしまいます。
私は宮崎駿アニメの大ファンです。
観るたびに違った発見があって、違う感動があって、新しいものが見えてくるのが宮崎駿アニメ。これまでブログに全く感想を書いてなかったので、監督作品の長編映画のみ11作について、個人的なランキングを作ってみました。
その時期によって好きな作品が入れ替わるので、とりあえず今の気持ちで選んでみましたが、ベスト5はどれも甲乙つけがたいです。
11位から順に(1位は最後)並べています。
11位
風立ちぬ (2013)
THE WIND RISES
★★★★
監督が最後に伝えたいものが何だったのか考えさせられる作品。夢と恋と悲劇が交差して、とても切なかったです。
10位
崖の上のポニョ (2008)
PONYO
★★★★☆
宮崎駿作品にしては重みがなく何か抜けてる感じですが、一風変わったところが面白くて好き。大橋のぞみちゃんの歌もお気に入り。
9位
紅の豚 (1992)
PORCO ROSSO
★★★★☆
渋いおじさんが主人公という時点で他の作品とはまるで違う印象。でもこのおじさん、かなりカッコよかったです。それに気づいたのは鑑賞3度目くらいからかな。
8位
ハウルの動く城 (2004)
HOWL’S MOVING CASTLE
★★★★☆
原作も読みましたが、映画の方がずっとすてきでした。ハウルがかっこよくて映像も音楽も綺麗でロマンティックな気分になれます。
7位
もののけ姫 (1997)
PRINCESS MONONOKE
★★★★☆
物語の舞台とそこに暮らす人々のすべてが、生き生きとしていて美しかった。強いメッセージ性と迫力あるアニメに圧倒されたけど、ラストはあまり好きになれなかったのです。
6位
魔女の宅急便 (1989)
KIKI’S DELIVERY SERVICE
★★★★☆
知らない街の魔女の女の子の話なのに、なぜかとても身近に感じられます。キキが頑張る姿に勇気づけられますね。残酷な場面もないし、観ると幸せな気持ちになれます。
5位
ルパン三世 カリオストロの城 (1979)
The Castle of Cagliostro
★★★★★
それぞれのキャラクターの魅力全開で、みんなこんなにかっこよかったのかと衝撃を受け、その活躍に心が躍りました。名シーンの連続、夢があって心温まるストーリーに感動しました。
4位
天空の城ラピュタ (1986)
LAPUTA: CASTLE IN THE SKY/LE CHATEAU DANS LE CIEL/Castle in the Sky
★★★★★
神秘的な風景が心に残る美しい作品。空間を広く使った躍動感あふれる活動シーンにもワクワクします。何度観ても楽しくて飽きません。
3位
風の谷のナウシカ (1984)
NAUSICAA OF THE VALLEY OF WIND/WARRIORS OF THE WIND
★★★★★
ナウシカがカッコよくてとにかく憧れました。初めて観た時は難しく感じた内容も、何度も観るうちにその奥の深さが心に沁みてきます。世界中の人に観て欲しい名作アニメですね。
2位
となりのトトロ (1988)
MY NEIGHBOR TOTORO
★★★★★
トトロや猫バスが大好き。初めて観た時、ずっと会いたかった誰かに会えたような気がして涙が出るほど嬉しかったです。心の奥にある何かに触れてくるような温かさに胸が締め付けられます。
1位
千と千尋の神隠し (2001)
SPIRITED AWAY
★★★★★
悩んだあげくのベスト1です。これまでのどの作品とも違う新しさがあって、同時にとても懐かしい。世界感が素晴らしいです。感動で胸がいっぱいになりました。いつも何度でも観たい。
※宮崎駿監督のテレビシリーズ「未来少年コナン」の劇場版も公開されましたが、そちらはただのテレビのダイジェスト版のような映画だったので除外しました。テレビアニメシリーズについてはこちらに書いてます→TVアニメ「未来少年コナン」感想